集患・増患について

マーケティングについて

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まず、ここで言うマーケティングとは狭義のマーケティングであり、商品やサービスを顧客(見込み客)に対して様々なコミュニケーションツールを用いて宣伝し、購買行動に結びつける行為としての考え方をご案内したいと思います。

数十年前とは異なり、現在はクリニックを開業しただけではそう簡単に患者さんは来院されません。
ホームページ、駅看板や電柱広告、折込チラシなどの様々な媒体を駆使し、クリニックの存在を認知してもらうことはもちろん、強みや特長、季節ごとのトピックスなどを的確にアピールすることで集患し、さらに情報を随時更新することで、リピーターを含めた増患策を打ち出していかなければなりません。

特にここ数年は、ホームページを活用した集患・増患の成否が、即ちクリニックの盛業への鍵を握るキーポイントとなっておりますので、そこに焦点を当て、ホームページを活かしたマーケティング手法をご紹介いたします。

ホームページ制作について

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近年、新規開業されるクリニックにおいて、オリジナルのホームページを制作しないケースはほとんどありません。また、数十年来の歴史があり、十分な患者数を確保できているクリニックにおいても、代替わりなどをきっかけにホームページを制作されることが当たり前になっており、ホームページ抜きでの集患・増患はそもそもあり得ないとさえ言える状況となっています。

ホームページに掲載する内容としては、クリニック名、先生のご紹介、初診時の流れ、院内・機器の紹介、診療時間・アクセスといったところが必須になります。いつ、どこに行けば、どんな先生に診ていただけるのか、少なくともここまでの内容が患者さんに分かりやすく伝わらなければ、ホームページが効果を発揮するには至りません。

しかし、当然のことながら、同一の診療圏内に存在する他院もホームページを持っていることが当たり前の状況においては、より多くの患者さんにホームページを見てもらう必要があります。そのためには「地域名(または最寄駅名) + 診療科名」などのキーワードで検索された際に、自院のホームページが検索結果の上位(1ページ目 / 10位以内)に表示されるよう、対策を行うことが必要になり、この技術をSEO(検索エンジン対策)と言います。

SEO(検索エンジン対策)について

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検索エンジン(昨今は主にGoogleを指します)では、どれだけ多くの人に役立つ情報を提供できるかという観点から検索順位を決定した上で、順位を決定するアルゴリズムを不定期に更新していますので、 SEO(検索エンジン対策)は一度の施策では不十分となり、Googleの動向を常に意識しながら調整を続けることが必要不可欠になります。

しかし、検索順位決定のアルゴリズムなどは一切公開されておらず、多くのデータに基づく検証とホームページ制作に関する技術が必要となりますので、専門業者に依頼することが得策です。
ウエルシア薬局では、医療機関のホームページ制作、集患・増患対策に特化した専門業者との提携により、先生のご希望(どの地域からどんな属性の患者さんを集めたいのか)に基づく効果的なホームページ運営を実現しておりますので、ぜひご相談ください。
また、こういった専門業者であれば、MEO(マップエンジン最適化)によりGoogleマイビジネスの有効活用やスマートフォン対応もスムーズに対応してくれますので、先生が診療に集中しやすい環境を早期に構築することが可能となります。

医療広告ガイドラインについて

もう一つ、ホームページ制作において注意するべき点として、医療広告ガイドラインへの対応が挙げられます。医療機関のホームページにおいては、厚生労働省の「医療広告ガイドライン」に準拠することが求められます。これは利用者保護の観点から、過度な効果・効能のうたうことで誤解を招くような広告を規制するもので、数年前であれば問題がなかった内容や表現も、規制と対象となっています。
この点についても、先生が広告規制の内容を全て把握し、ホームページ制作業者に指示を与えることはなかなか難しいことになりますので、やはり医療機関専門のホームページ制作業者に依頼することが望ましいと言えるでしょう。